最悪の場合(´・ω・)まちなか広場が西口にも増える事態になります(おい

福島駅前再開発、検討会がコンベンション案　市が５月にも基本構想
2024年02月29日 08時00分
　
　福島市のＪＲ福島駅東口の再開発事業を巡り、駅周辺のまちづくりを議論するため、市が設置した検討会は２８日、駅東口にコンベンションホールを新設する案を軸に議論を深めていく方針で一致した。木幡浩市長は検討会の意見を踏まえ、５月にも基本構想を取りまとめる意向を表明した。

　再開発事業を巡っては、当初の計画では採算が取れないとして、市の交流・集客拠点施設について規模の縮小が決定。市は劇場ホールか、コンベンションホールのいずれかを単独で設ける案を示していた。検討会が２案のうち、コンベンションホール案を支持したことで、市が打ち出す基本構想の中身が注目される。

　検討会は同日、市内で第２回会合を開き、木幡市長のほか、地元経済界やまちづくりに関わる市民ら１１人が出席した。委員からは、コンベンションホール案を推す声が多く上がった。

　委員長を務める東北芸術工科大基盤教育研究センターの小林敬一教授は「（劇場ホールより）コンベンションホールの方が活用の幅が広がる。東北で３番目の駅利用者数であることを強みに、人と人が集まるシンボルとなる場所を目指してはどうか」と提案した。

　県庁通商店街振興組合の中野義久理事長は、再開発事業の遅れに言及し「これ以上、計画が遅れてはいけない。期限を決めるべきではないか」と指摘。その上で「コンベンションホールには賛成だが、ホールで何を開催するかが重要だ。ただの箱ではなく、市民も普段遣いできるような施設にしてほしい」と求めた。

　一方、福島駅西口の将来像を巡っては、イトーヨーカドー福島店が５月に閉店することを受け、委員から「生鮮食品を扱うスーパーがほしい」「子どもが安全に遊べる公園があってはどうか」との意見が出た。