県内企業 お花見や歓迎会の開催 2割余りにとどまる
04月20日 14時07分
この春、お花見や歓迎会を開催した県内企業の割合は、2割余りにとどまったことが民間の調査会社の調べで分かりました。
去年と比べて割合は微増したものの、6割を超えていたコロナ禍前ほどには回復していません。
民間の信用調査会社、東京商工リサーチは、今月上旬、全国の企業にお花見や歓迎会の開催状況をアンケート調査し、県内では78社から回答を得ました。
このうち、予定も含めて「開催した」と答えたのは19社、率にして24.3%で、去年より4ポイント近く上回ったものの、東北では最も低い割合となりました。
コロナ禍前の2019年には、同じアンケートで県内の60%余りの企業が「開催した」と答えていて、その割合は半分以下にとどまっています。
また、この春、開催した企業に参加人数などの制限を設けているか複数回答で尋ねたところ、「設けていない」との回答が94%余りに上りました。
東京商工リサーチ郡山支店は「コロナ禍に入社した社員は社内での宴会経験がないケースもある。慣例的な行事は一度途切れると再開するのが難しく、コロナ禍の生活様式が定着したとみられる」と分析しています。
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2024/04/21 09:46:49