前倒しで開催の相馬野馬追 一般向けの指定席観覧券が完売
04月30日 16時23分
相馬地方の伝統の祭り「相馬野馬追」は、厳しい暑さへの対策として、開催時期がことしから2か月前倒しされ、最初となる来月末の開催では、一般向けの指定席の観覧券が完売するなど、例年以上の売れ行きとなっています。
勇壮な騎馬武者が呼び物で、国の重要無形民俗文化財の「相馬野馬追」は、毎年、7月末に開催されてきましたが、厳しい暑さによる人や馬への負担の軽減のため、ことしから5月末に2か月前倒して開催されます。
祭りの執行委員会では、開催2日目の日曜日の催しを、会場の前列などで見ることができる指定席の観覧券を事前販売していますが、旅行会社向けのものを除く一般向けでは、3月1日の販売開始から2週間程度で売り切れたということです。
また、会場の入場券の販売数も、判明している分だけで、去年の同じ時期よりも5割多いということで、いずれも例年にない売れ行きだということです。
また、JRが開催2日目に、東京駅と原ノ町駅の間で運行する臨時の特急も、今月26日に販売を開始した一般向けの席は直後に完売したということで、暑さが軽減されることしは例年以上の人出が予想されています。
執行委員会は、“想定以上の売れ行きに驚いているが、入場券は引き続き販売しているほか、当日券もあるため、指定席が購入できなくても多くの人に訪れて欲しい”としています。
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2024/04/30 19:36:26