トランプ前大統領 裁判 陪審員の評議 結論出ず持ち越しに
2024年5月30日 7時11分
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アメリカのトランプ前大統領が不倫の口止め料を不正に処理した罪に問われている裁判は、29日、陪審員が有罪か無罪かを判断するため話し合う「評議」が始まりましたが、この日は結論が出ず、翌日以降に持ち越されることになりました。
【解説】トランプ氏裁判どうなる?大統領選挙への影響は?
ニューヨーク州の裁判所で4月15日から行われている裁判で、トランプ氏は2016年の大統領選挙で不利にならないよう不倫の口止め料を支払い、その支出を隠すために弁護士費用と偽り不正に処理したとして、帳簿などの業務記録を改ざんした罪に問われています。
29日は、一般の市民から選ばれた12人の陪審員が、検察側と弁護側双方の主張やこれまでの審理で示された証拠や証言をもとに、有罪か無罪かを判断するための「評議」と呼ばれる話し合いが行われました。
ただ、途中で陪審員から検察側の証人2人の証言をあらためて確認したいという申し出があり、この日は結論が出ませんでした。
評議は翌朝再開されることになり、有罪か無罪かの結論である「評決」の言い渡しは30日以降に持ち越されることになりました。
評議は、陪審員12人全員が一致した結論を導き出す必要がありますがさらに数日かかる可能性や、一致した結論が出ず、審理が無効になる場合もあります。
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Posted at
2024/05/30 12:36:34