花嫁姿の女性たちが練り歩く 会津田島祇園祭「七行器行列」
07月23日 13時23分
福島県南会津町の伝統行事、会津田島祇園祭で、花嫁姿の女性たちがまちを練り歩く「七行器行列」が行われ、沿道の見物客を魅了しました。
800年以上の歴史があるとされ、国の重要無形民俗文化財に指定されている会津田島祇園祭は、22日から3日間の日程で行われています。
2日目の23日は、まつり一番の見どころの「七行器行列」が午前7時半ごろから行われ、花嫁姿の女性やかみしも姿の男性などおよそ70人が参加しました。
行列では、「行器」と呼ばれる朱塗りのうつわに、お供え物のお神酒や塩さばなどを入れておよそ1キロほどまちを練り歩き、五穀豊じょうや無病息災を願って神社に献上します。
注目は、色鮮やかな花嫁衣装姿の女性たちで、県内外からあわせて31人が参加し、沿道の見物客たちがあでやかな様子を写真に収めていました。
強い日差しが照りつける中、行列は50分ほどで神社に到着し、神事に臨んでいました。
新潟県から訪れた女性は「とてもにぎやかで驚きました。女性の皆さんが素敵で、また機会があれば見に来たいです」と話していました。
花嫁姿で行列に参加した福島市出身で町内在住の27歳の女性は、「知人から紹介があり成人式で使った振り袖を着て参加しました。とても暑かったですが貴重な経験ができました」と話していました。
会津田島祇園祭は24日まで行われます。
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2024/07/23 20:54:22