
チャイルドシートの使用 身長1m50cm未満の子どもに拡大 JAF
2024年8月22日 18時54分
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今月、福岡市で軽乗用車と路線バスが衝突し、チャイルドシートを使っていなかった7歳と5歳の姉妹が、シートベルトに腹部を強く圧迫されて死亡するなど、体の小さい子どもがベルトに圧迫される事故が相次ぐ中、JAF=日本自動車連盟は、チャイルドシートを使うよう呼びかける対象を、これまでの身長1メートル40センチ未満の子どもから、1メートル50センチ未満に拡大することを決めました。同様の見直しはほかの団体にも広がっているということです。
今月18日、福岡市早良区で軽乗用車と路線バスが正面衝突し、軽乗用車に乗っていた7歳と5歳の姉妹が死亡した事故で、姉妹はシートベルトを着用していましたが、チャイルドシートやジュニアシートは使っておらず、事故の際シートベルトで腹部を強く圧迫されて死亡したとみられています。
法律でチャイルドシートなどの使用が義務づけられているのは6歳未満の子どもですが、全国で同様の事故が相次ぐ中、JAFはこれまで1メートル40センチ未満の子どもに使用を呼びかけていたチャイルドシートなどについて、来月中旬をめどに1メートル50センチ未満に拡大することを決めました。
国内では団体によって使用を推奨する基準が異なっていますが、JAFは交通関連の複数の団体や企業にも呼びかけていて、同様の見直しの動きが広がっているということです。
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2024/08/22 20:52:05