全線開通2年を記念 映画ロケ縁で只見線の駅舎にペイント
09月25日 16時39分
福島と新潟を結ぶJR只見線が全線で運転を再開してから来月1日で2年となるのに合わせて、福島県只見町の駅では、風光明美な町の景色を描いた壁画の制作が進められています。
壁画の制作が行われているのは只見町にある会津塩沢駅で、来月1日でJR只見線が豪雨による災害から11年ぶりに全線で運転を再開してから2年になるのを記念して、町が企画しました。
手がけているのは絵本作家で画家の吉田瑠美さんで、駅舎の壁をキャンバスに見立て、地元の写真家が撮影した町の景色をペンキなどを使って描いています。
吉田さんは、ことし公開された只見町を舞台にした映画の中でヒロインが描く絵画の制作を担っていて、映画を見た地元の中学生が「駅に絵を描いてほしい」とメッセージで依頼したことがきっかけで、町が間をとりもち吉田さんによる壁画の制作が実現しました。
今月20日に始まった作業はあさってにも終わる見通しで、吉田さんはけさもはけなどを使って駅周辺の緑や花などを描いていました。
吉田さんは「町の住民たちに愛される絵になればうれしいです」と話していました。
壁画は来月1日以降に、一般公開される予定です。
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2024/09/26 10:10:27