郡山市の高齢者施設 34人結核に集団感染 市が注意呼びかけ
10月02日 19時35分
郡山市内の高齢者施設で合わせて34人が結核に集団感染し、このうち4人が発症していたことが市の発表で分かりました。
市では、せきやたんなどの症状が2週間以上続く場合は、医療機関を受診するよう呼びかけています。
郡山市によりますと、ことし8月、同じ高齢者施設の関係者2人が結核と診断されたということです。
市が接触があった施設の利用者や職員など52人について調べたところ、2日までにこの2人を含む34人が結核に感染し、このうち4人が発症していたということです。
いずれも重い症状ではないということです。
一方、先月、市内の別の医療機関でも職員1人が結核と診断され、接触者が医療機関の利用者など2700人に上ることから、市は診察などを呼びかけるため、説明会を開くことにしています。
市は空気感染により広がるため、十分な換気を行うほか、せきやたんなどの症状が2週間以上続く場合は、早めに医療機関を受診するよう呼びかけています。
郡山医師会の坪井永保会長は「結核は薬を飲めば治る病気だ。感染が続いたので注意してほしい」と話していました。
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2024/10/02 20:50:43