千葉 いすみ鉄道で脱線 けが人なし 全線運転見合わせ
2024年10月4日 12時16分
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4日午前、千葉県のいすみ市と大多喜町を結ぶ いすみ鉄道の国吉駅と上総中川駅の間で列車が脱線する事故がありました。乗客およそ100人にけがはなく、バスで近くの駅まで移動しました。いすみ鉄道は現在も全線で運転を見合わせています。
いすみ鉄道によりますと4日午前8時10分ごろ、大原発上総中野行きの列車の乗務員から、いすみ市の国吉駅と上総中川駅の間で「走行中に異音がして緊急停止した」と連絡がありました。
列車は2両編成で、いずれの車両も脱線しているということです。
列車にはおよそ100人が乗っていましたが、けが人はいませんでした。
列車は国吉駅から西におよそ500メートルほどの場所で停車したままで、乗客は4台のバスで大多喜駅へ移動したということです。
この事故でいすみ鉄道は現在も大原駅と上総中野駅の間の全線で運転を見合わせていて、再開の見通しは立っていないということです。
運輸安全委が事故調査官を現場に派遣へ
国土交通省によりますと、脱線したいすみ鉄道の車両は2両編成で、走行中に異音と揺れがあり、運転士が緊急停車して確認したところ、8つの車軸のうち、6つが進行方向左側に脱線していたと会社から報告があったということです。
この事故を受け、国の運輸安全委員会は鉄道事故調査官2人を現地に派遣し、脱線の詳しい原因を調べる予定です。
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2024/10/04 12:38:55