
福島 市役所西側に「複合棟」完成 市民センターや議場備える
02月26日 16時38分
福島市役所の西側に市民センターや議場を備えた「複合棟」が新たに完成し、来月からの利用開始を前に記念の式典が開かれました。
新たに建設された「複合棟」は、市役所の老朽化などに伴い、福島市が5年前から建設事業費およそ72億円をかけて整備を進めていたものです。
26日は関係者が集まって完成を祝う式典が開かれ、はじめに木幡浩市長が「複合棟が市民の多様な活動を活発にし、市民と福島が元気になることを期待したい」とあいさつしました。
そして、複合棟1階のエントランスに飾られる福島市出身の日本画家、齋正機さんの作品が披露されました。
「複合棟」は市役所の西側に併設した鉄筋コンクリート造りの地上5階建てで、▽1階から3階は市民が利用できるホールや学習スペースなどの市民センターに、▽4階と5階は市議会の議事堂になっています。
建物は免震構造で、自家発電設備や耐震性の貯水槽も備えられ、災害時の避難場所としても活用できるということです。
福島市管財課の鈴木耕係長は「避難所として活用できるほか、学習や音楽活動などさまざまな用途で使えるスペースがあるので、積極的に使っていただきたい」と話していました。
福島市役所の「複合棟」は、来月1日から利用が始まります。
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2025/02/26 19:44:31