
塙町の白河実業高校「塙校舎」 最後に学んだ15人が卒業
03月01日 17時49分
県内の多くの公立高校で、1日、卒業式が行われました。
学校の統廃合によってこの春で役目を終える県立白河実業高校塙校舎では、最後の3年生が学びやに別れを告げ、新たな一歩を踏み出しました。
塙町の旧塙工業高校は、おととし、白河実業高校と統合したあと白河実業の塙校舎となり、今年度は3年生15人が学んできました。
1日は、生徒たちが「塙万歳」とか「ちゃんと3年間通ったぞー」などと、地域や学校への思いをつづった寄せ書きを飾った体育館で、この校舎での最後の卒業式が行われました。
式では、浅野猛校長が一人ひとりに卒業証書を手渡し、「塙校舎で学んだことに感謝して、誇りを持って力強く今後の人生を歩んでください」と、激励のことばを贈りました。
このあとの答辞では、卒業生代表の田谷寛徳さんが、「仲間や先生方と過ごした3年間の経験を人生の土台として進んでいきます」と誓いの言葉を述べ、式の最後には卒業生全員で声をあわせ、教職員や保護者に対して「ありがとうございました」と感謝を伝えていました。
卒業生の1人は、「この校舎では後輩がいないさみしさもありましたが、仲間と楽しい時間を過ごせました。地元の企業に就職するので、地域への恩返しをしていきたいです」と話していました。
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2025/03/02 07:22:27