
いわきFC 新スタジアムは地元・小名浜の県有地を候補地に
03月28日 15時53分
サッカーJ2のいわきFCは新しいスタジアムの整備について、いわき市小名浜の県有地を候補地として計画を進めると発表しました。
これは28日、いわきFCを運営する「いわきスポーツクラブ」の大倉智社長が記者会見で明らかにしました。
Jリーグでは、それぞれのカテゴリーに応じてスタジアムに必要な条件などが設けていますが、いわきFCのいまのホームスタジアムは観客席などがJ2の条件を満たしておらず、新しいスタジアムの検討が進められていました。
いわきスポーツクラブによりますと新しいスタジアムの候補地は、いわき市小名浜の水族館、「アクアマリンふくしま」の近くにある県有地で、スタジアムの名前は仮称で「IWAKI STADIUM LABO」です。
収容人数は8000人から10000人の規模で、スタジアムに面して地域の交流拠点となるビルや多目的広場の整備を検討しているということで、今後、土地の利用について県などと話し合いを進め、ことし6月までにJリーグに具体的な予算や整備内容を提出したいとしています。
候補地は小名浜港がある海の玄関口で、観光施設や商業施設もあるため浜通り全体のにぎわいづくりにつながることも期待されていて、大倉社長は「まちづくりで被災地に貢献するという原点は忘れずに地域と向き合いながらスタジアムを整備する」と話していました。
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2025/03/28 21:08:26