
ミャンマー M7.7の大地震 144人死亡732人けが タイでも6人死亡
2025年3月29日 8時24分
ミャンマー中部で28日起きたマグニチュード7.7の大地震について、ミャンマーで実権を握る軍はこれまでに144人が死亡し、700人以上がけがをしたと明らかにしました。死傷者の数は、さらに増えるおそれがあるとしています。
目次
【ミャンマー】マンダレー市内 複数の建物大きく崩れる
【タイ】建物倒壊映像 撮影した女性「とてもショック」
ミャンマーで地震 144人死亡732人けが タイでも死傷者【28日】
USGS=アメリカの地質調査所によりますと、日本時間の28日午後3時20分ごろ、ミャンマー中部のマンダレー付近を震源とするマグニチュード7.7の大きな地震がありました。
震源の深さはおよそ10キロと推定されています。
この10分あまりあとにも近くでマグニチュード6.7の地震が発生するなど揺れが続いています。
この大地震について、ミャンマーで実権を握る軍のトップ、ミン・アウン・フライン司令官は28日夜、国民向けにテレビで演説し、これまでに144人が死亡し、732人がけがをしたと明らかにしました。
亡くなった144人のうち、およそ100人が首都ネピドーで確認されたとしています。
また、北西部ザガイン管区などでも死者が確認されていて、今後、死傷者の数はさらに増えるおそれがあるとしています。
一方、隣国タイの救急当局などによりますと、震源から1000キロ以上離れた首都バンコクで建設中の高層ビルが倒壊してこれまでに少なくとも5人が死亡し、17人がけがをしたということです。
現場では、70人以上が取り残されているとみられ救助活動が行われています。
バンコクではこのほか1人が死亡したほか、6人がけがをしたということです。
タイのアヌティン副首相は、28日夜、ビルの倒壊現場を視察し、公共の建物にひび割れなど危険がないかどうか調査を進めるとともに、民間の建物についても調査に協力するよう要請する考えを示しました。
ブログ一覧 | 日記
Posted at
2025/03/29 09:38:44