
万博で披露へ 「福島わらじまつり」の大わらじ作り始まる
05月12日 11時34分
来月、大阪・関西万博で開かれるイベント「東北絆まつり」に参加する「福島わらじまつり」の大わらじ作りが12日から福島市で始まりました。
東北6県の祭りが一堂に会する「東北絆まつり」は東日本大震災からの復興を願って毎年、各県で順番に開催されていて、ことしは大阪・関西万博の会場内で開かれます。
これに参加するための大わらじ作りが始まり、12日は、奉納されている福島市の信夫山にある神社でおよそ30人が支柱に立てかけられた長さ12メートルの大わらじをロープを使ってゆっくり降ろすと、竹の骨組みを残して古くなったわらを剥ぎ取っていました。
この後、市内にある作業場所に運び、およそ1か月かけて手作業でわらを編み込むなどして、新しい大わらじを完成させるということです。
福島わらじまつり実行委員会の小賀坂宏友座長は「震災で被災した人の供養の気持ちを大切にして、東北や福島の元気を世界に発信したいと思っています」と話していました。
福島わらじまつりは、担ぎ手などおよそ90人が現地に入り、来月14日と15日の2日間、万博会場のアリーナで披露することになっています。
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2025/05/12 12:52:34