
天皇陛下 「全国植樹祭」式典に出席 埼玉
2025年5月25日 17時09分
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天皇陛下は、25日午後、埼玉県で、豊かな森づくりを目指す「全国植樹祭」の式典に出席されました。
皇后さまが体調に支障が出て訪問を取りやめられたため、24日からおひとりで埼玉県を訪問している天皇陛下は、午後2時ごろから、秩父市と小鹿野町にまたがる公園で開かれた全国植樹祭の式典に臨まれました。
恒例行事に伴う「四大行幸啓」と言われる訪問におひとりで臨んだのは即位後初めてで、天皇陛下は全国から参加したおよそ3500人を前におことばを述べられました。
登山好きの天皇陛下は、「秩父や奥秩父の山々に登ったことがあり、原生林を思わせる奥深い森林や渓谷などの美しい自然に魅了されたことを今でも懐かしく思い出します」と話されました。
そのうえで、「近年、気候変動の影響がより顕在化してきている中で、森林が持つ役割の重要性はますます高まっています。一人一人が、これからも森林を大切にし、木の循環利用を進めながら健全な森林を育み、未来へと引き継いでいくことは、私たちの果たすべき使命であると考えます」と述べられました。
このあと、天皇陛下は介添えの子どもたちとともにケヤキなど3種類の苗木を植えられました。
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Posted at
2025/05/25 20:35:00