関東甲信と北陸が梅雨入り 九州北部では線状降水帯のおそれも
2025年6月10日 12時33分
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梅雨前線や湿った空気の影響で関東甲信と北陸では雨が降り、この先1週間も雨や曇りの日が多くなると予想されることから、気象庁は午前11時に「関東甲信と北陸が梅雨入りしたとみられる」と発表しました。
梅雨入りは、▽関東甲信は平年より3日遅く、去年と比べると11日早く、▽北陸は平年より1日、去年より12日、いずれも早くなっています。
また、梅雨前線の影響で九州北部には発達した雨雲が流れ込み、断続的に激しい雨が降っています。九州北部では10日夕方にかけて線状降水帯が発生するおそれがあり、土砂災害に厳重に警戒するとともに低い土地の浸水や川の氾濫に警戒が必要です。
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気象庁によりますと、九州北部から四国付近にのびる梅雨前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込んでいる影響で西日本と東日本では大気の状態が不安定になっています。
九州には明け方から発達した雨雲が流れ込んでいて、正午までの1時間には
▽鹿児島県が出水市に設置した雨量計で38ミリ
▽国土交通省が熊本県八代市に設置した雨量計で33ミリの激しい雨を観測しました。
これまでに降った雨で大分県では土砂災害の危険性が非常に高くなっているとして「土砂災害警戒情報」が発表されている地域があります。
前線は11日にかけて九州付近にとどまる見込みで特に福岡県と佐賀県、長崎県、大分県、熊本県では10日夕方にかけて積乱雲が同じ場所に帯状に連なる線状降水帯が発生する可能性があります。
また、九州以外の西日本や東日本でも局地的に雷を伴って激しい雨が降るおそれがあります。
11日朝までの24時間に降る雨の量は、いずれも多いところで
▽九州北部で180ミリ
▽近畿で150ミリ
▽九州南部と中国地方で120ミリと予想されています。
気象庁は九州北部では土砂災害に厳重に警戒するとともに低い土地の浸水や川の氾濫に警戒するよう呼びかけています。落雷や竜巻などの激しい突風にも注意が必要です。
一方、梅雨前線や湿った空気の影響で関東甲信と北陸では雨が降り、この先1週間も雨や曇りの日が多くなると予想されることから、気象庁は午前11時に「関東甲信と北陸が梅雨入りしたとみられる」と発表しました。梅雨入りは、▽関東甲信が平年より3日遅く、去年と比べると11日早く、▽北陸が平年より1日、去年より12日、いずれも早くなっています。
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2025/06/10 12:36:16