随意契約で売り渡した備蓄米 きょう全都道府県で販売へ
2025年6月13日 12時22分
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随意契約で売り渡した備蓄米について、農林水産省は12日までに沖縄を除く46の都道府県で販売が始まったと発表しました。残る沖縄県も13日にも販売が始まる予定で、全都道府県に販売が広がる形になりますが、今後は、十分な量の備蓄米をさらにきめ細かく行き渡らせられるかが課題となります。
随意契約で売り渡した備蓄米について、農林水産省はスーパーやコンビニなどへの聞き取りの結果、12日までに沖縄を除く46の都道府県のあわせて3731店舗で販売が始まったことを確認したと発表しました。
残る沖縄県も一部の店舗で13日にも販売が始まる予定で、随意契約で売り渡された備蓄米の販売が全都道府県で始まる形となります。
小泉農林水産大臣は12日夜、記者団に対し「数量はこれから増やしていかなければいけないが、全国でまずは販売開始というのは本当によかったなと思っている」と述べました。
ただ、すでに販売が始まった都道府県でも、店によっては、備蓄米が入荷する予定はあるものの具体的な時期が決まっていなかったり、一度は販売を始めたもののすぐに売り切れてしまったりするところも出ています。
農林水産省にとっては、コメの価格安定に向けて、今後は十分な量の備蓄米をさらにきめ細かく行き渡らせられるかが課題となります。
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2025/06/13 12:36:17