
紅白歌合戦 ことしの出場歌手発表 初出場は10組
2025年11月14日午前11時29分
(2025年11月14日午後7時33分更新)
紅白歌合戦
大みそか恒例の紅白歌合戦の出場歌手が14日発表され、紅組と白組、合わせて37組の出場が決まりました。ことしの初出場はちゃんみなさんやM!LKなど合わせて10組です。
目次
2項目
初出場の歌手は
放送100年の特別企画も
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紅白歌合戦ホームページ
14日、東京 渋谷のNHKで記者会見が開かれ、出場歌手が発表されました。
ことしの紅白歌合戦に出場する歌手の皆さんです(五十音順)。
かっこ内の数字は出場回数です。
ことしの出場歌手のうち、出場回数が最も多いのは紅組の石川さゆりさんの48回で、続いて白組の郷ひろみさんの38回となります。
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「NHKニュース7」
配信期限:11月21日(金)午後7:30
初出場の歌手は
紅組からは合わせて8組が初出場します。
アイナ・ジ・エンドさん “絶対にやりきる”
「楽器を持たないパンクバンド」BiSHのメンバーとしてデビューし、解散後もソロで活動するアイナ・ジ・エンドさん
2021年にBiSHのメンバーとして紅白に出場し、今回、ソロとしては初出場のアイナ・ジ・エンドさんは「BiSHで一度出させていただいたときに緊張のあまり歌詞をかんでしまいずっと悔しかったので、今回ソロでよんでいただけてうれしい反面、絶対にやりきるぞと思いました」と意気込みを語りました。そのうえで「テレビの向こうで応援してくれている家族、そしてずっと支えてくださっているファンの方々に愛を伝えたいなと思います」と話していました。
幾田りらさん “積み重ねてきたものを披露できるように”
音楽ユニットYOASOBIのボーカルとしても活躍するシンガーソングライターの幾田りらさん
今回ソロとしては初出場となった幾田さんは「ひとりで出るときとふたりで出るときは緊張の仕方もまた違うと思うので、自分が積み重ねてきたものをしっかり披露できるように頑張りたいです」と意気込みを語りました。そのうえで「一年の締めくくりなのでテレビの前で見てくださっているお茶の間の皆さんの希望になれるような優しい強い歌を届けたいと思います」と話していました。
aespa “一生懸命準備 期待して”
4人組の女性グループ、aespa
VTRでコメントをよせました。
メンバーのGISELLEさんは「私たちaespaの大きな目標のひとつ紅白歌合戦の舞台に立つことができて大変光栄です」と話していました。また、メンバーのNINGNINGさんは「みなさんに感謝を伝えるために一生懸命準備していますので期待してください」と話していました。
CANDY TUNE “倍の倍に頑張る”
7人組のアイドルグループで「倍倍FIGHT!」が話題を呼んだCANDY TUNE
CANDY TUNEのメンバー、村川緋杏さんは「1年間走り続けてきたので、その結果が紅白の大舞台で迎えられることがうれしいです。フレッシュに『倍の倍に』頑張っていきたいと思います」と意気込みを語りました。また、初出場を知った時の気持ちについて、「きょうの朝、事務所に呼ばれて知った時は試合に負けたんじゃないかというくらいむせび泣きました。事務所の先輩のFRUITS ZIPPERさんが去年出られず悔しい思いをされていたので、ことし一緒に出られることもうれしくて泣きました」と話していました。
ちゃんみなさん “人生に残るようなステージ作りたい”
若い世代からのカリスマ的な人気を誇るラッパーで歌手のちゃんみなさん
ちゃんみなさんは「光のような存在である紅白歌合戦に、私が光として立てることは本当に光栄です。私の人生にも皆様の人生にも残るようなステージを頑張って作りたいです」と話していました。また、自身がプロデュースを手がけるHANAも同時に初出場となったことについて、「本当に幸せです。頑張って育てたし、HANAのみんなもしっかり音楽に向き合ってきたので、一緒に伝統あるステージに立ててすばらしい一日になると思います」と話していました。
HANA “勇気届けられるよう頑張る”
7人組のガールズグループで、ちゃんみなさんがプロデュースを手がけるHANA
HANAのメンバーのMOMOKAさんは「この舞台に立てることは、愛をくださる方々のおかげです。2025年を締めくくる素晴らしいパフォーマンス、そして、2026年に向かって皆さんに少しでも勇気を届けられるように精一杯頑張っていきたいです」と話していました。また、メンバーのCHIKAさんは「紅白に出場できると聞いてとてもわくわくしています。どのようなパフォーマンスをするかたくさん考えたいです」と話していました。
ハンバート ハンバート “寿命が縮みそう”
NHKの連続テレビ小説「ばけばけ」の主題歌を歌う夫婦デュオ ハンバート ハンバート
ハンバート ハンバートの佐野遊穂さんは「まさか自分たちが出るということは全く考えていなかったので本当に驚いていますし、緊張してしまって寿命が縮むんじゃないかなと。本番までにかぜをひいて熱が当日でてることがないように気をつけたいと思います」と話していました。また、佐藤良成さんは「『ばけばけ』の放送が始まって会う人たちに、『紅白に出るの?』と言われてきたので、もしかしたら本当に出られるのかなと思ったのが放送が始まってからでした。出演者の方々が来てくれたら心強いです。間違えないように頑張ります」と意気込みを語りました。
FRUITS ZIPPER “『ロードto紅白』目標掲げてきた”
カラフルな衣装に身を包みポジティブな歌詞が人気のアイドルグループ FRUITS ZIPPER
FRUITS ZIPPERのメンバーの鎮西寿々歌さんは「この1年間、紅白歌合戦に出場するという目標を掲げて歩んできたので、その思いが身を結び心からうれしく思います。日本をかわいく明るく飾りたいです」と意気込みを語りました。また、メンバーの真中まなさんは「できることはすべてと言ってもいいほど『ロードto紅白』という目標を掲げて頑張ってきたのでいただいた仕事全てが年末につながると信じてやってきました」と話していました。
また、ことしデビュー50年を迎えた岩崎宏美さんが1988年以来37年ぶりに出場するほか、年内での活動休止を発表している3人組ユニット、Perfumeが2年ぶりに出場します。
白組からは2組が初出場します。
&TEAM “大声でガッツポーズして喜んだ”
9人組のグローバルグループ &TEAM
MAKIさんは「僕たちはずっと紅白歌合戦に出場することが夢で、目標として頑張ってきたので、出場が決まったと聞いて、9人全員で大声を上げてガッツポーズして喜びました」と心境を語りました。また、YUMAさんは紅白で楽しみなことについて問われると、「いろいろなコラボがあると思いますが、個人的にはけん玉チャレンジがすごく好きなので、出場できたらと思います」と話していました。そして、Kさんは「舞台や公演を通してたくさんのエネルギーをもらえ学びがあったので、そうしたものを紅白歌合戦で披露できたらと思う」と意気込みを述べました。
M!LK “夢みたいじゃん!”
ことしの新語・流行語大賞に「ビジュイイじゃん」がノミネート 5人組ボーカルダンスユニット M!LK
メンバーの佐野勇斗さんは「『イイじゃん』をリリースしてから環境が変わり、夢のような1年でした。毎週深夜まで会議をしたり、そういったひとつひとつの積み重ねが実を結んだ気がしていてとてもうれしいです。さらに気を引き締めていきたいです」と話していました。また、塩崎太智さんは「全身で体で、楽しみたいと思います。思いっきり全力で踊りたいです」と元気よく意気込みを語りました。曽野舜太さんは「いまの気持ち、夢みたいじゃん!」とおなじみの「イイじゃん」ポーズを決め、会場を盛り上げていました。
このほかにも…
また、ことし、セルフカバーした楽曲のミュージックビデオが話題となった沖縄県出身の5人組ロックバンド、ORANGE RANGEが2006年以来19年ぶりに出場します。
ことしデビュー40年を迎えた歌手の久保田利伸さんも初出場の1990年以来、35年ぶりに出場します。
ロックバンド、サカナクションも初出場した2013年以来、12年ぶりに出場します。
放送100年の特別企画も
Rockon Social Club
さらに、放送100年の特別企画として、ソロ歌手として紅白に6回出場し司会も3度務めた堺正章さんが男闘呼組のメンバーを中心に結成したロックバンドのRockon Social Clubとともに自身のヒット曲などをメドレーで披露します。
堺正章さん “ことしの紅白 星3つです!”
放送100年の特別企画を披露する堺正章さんは「もう紅白は家で見るものだと思っていましたが、26年ぶりに出られるとのことで、胸の高鳴りを感じています。老若男女、同じ曲を同じように歌える歌がたくさんあった昭和のよさを表現できたらいいなと思います」と意気込みを語りました。そして「ことしの紅白歌合戦は司会がいい、出場するメンバーもいい、星3つです!」と堺さんが出演していた人気料理番組でおなじみの表現で会場を沸かせていました。
氷川きよしさん
また、去年の紅白で復活のステージを飾った氷川きよしさんが放送の歴史を彩った名曲をカバーします。
第76回NHK紅白歌合戦は「つなぐ、つながる、大みそか。」をテーマに大みそかの午後7時20分から総合テレビと、BSP4K、BS8K、それにラジオ第1で放送されるほか、NHK ONEで配信されます。