国の重要文化財に京都「光明寺」など 新たに8件指定 文化庁
2025年10月24日午後5時08分
文化庁
江戸時代に京都府に建立された「光明寺」や、九州と四国の間にある島に明治時代に設置された「水ノ子島灯台」など、8件が新たに国の重要文化財に指定されることになりました。
これは、24日に開かれた文化庁の文化審議会で、松本文部科学大臣に答申されました。
このうち京都府長岡京市にある「光明寺」は、江戸時代に建立された西山浄土宗の総本山寺院で、装飾性が際立つ本廟など、浄土宗寺院の姿を伝えるものとして歴史的価値が高いとしています。
また、九州と四国の間の豊後水道の島に明治時代後期に設置された「水ノ子島灯台」は、高さ41メートルの灯台で、外側が石造り、内側がれんが造りの構造となっています。
灯台には、貯水槽や燃料室のほか、管理する人が寝泊まりするための部屋も備えているのが特徴で、近代の航路標識を知るうえで歴史的価値が高いとしています。
今回の指定によって、建造物の重要文化財は2605件となります。
また、文化審議会は、重要無形文化財の保持者、いわゆる人間国宝の分野に、新たに茶道や書道、それに食文化などの「生活文化」を加えるよう答申しました。
Posted at 2025/10/24 23:58:18 | |
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