臨時国会 きょう召集 米 関税措置について論戦の見通し
2025年8月1日 5時22分
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7月の参議院選挙を受けて臨時国会が、8月1日召集されます。衆議院に続いて参議院でも少数与党となる中、来週には予算委員会で集中審議が行われ、アメリカの関税措置をめぐる日米合意などについて論戦が交わされる見通しです。
7月の参議院選挙のあと初めての国会となる第218臨時国会が8月1日召集されます。
午前の参議院本会議では、自民党の関口昌一議長が再び議長に、立憲民主党の福山哲郎元幹事長が副議長に、それぞれ選出される見通しです。
また、参議院に27ある常任委員長と特別委員長、それに審査会長の配分は、与野党の調整で、議席を伸ばした国民民主党と参政党が新たに委員長ポストを確保したほか、憲法審査会長は、立憲民主党に割りふられ、衆参両院で立憲民主党の議員が務めることになりました。
自民党は、議席を減らしたものの、議院運営委員長や予算委員長のポストを維持することになり、8月1日、委員長などの人事も正式に決まる運びです。
そして、午後には、天皇陛下をお迎えして開会式が行われます。
臨時国会の会期は、8月5日までの5日間となる見通しです。
参議院選挙の結果、衆議院に続いて参議院でも少数与党となる中、来週4日には衆議院で、翌5日には参議院で、それぞれ予算委員会の集中審議が行われ、アメリカの関税措置をめぐる日米合意などについて論戦が交わされる見通しです。
一方、与野党の間では、政策面の協議も始まります。
自民党や立憲民主党など与野党6党は、7月30日、ガソリン税の暫定税率を年内のできるだけ早い時期に廃止することで合意しました。
8月1日から始まる実務者協議では暫定税率を廃止した場合の財源の確保や、税収が減る地方自治体への手当てなどをめぐって議論が行われる見通しです。
与野党6党は、秋に臨時国会が召集されることを念頭に、必要な法案の成立を目指すことにしていて、この国会閉会後も議論を続けたい考えです。
Posted at 2025/08/01 10:08:08 | |
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