米バイデン大統領 “現時点でプーチン大統領 侵攻決断と確信”
2022年2月19日 8時31分 米 バイデン大統領
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緊張が続くウクライナ情勢をめぐり、アメリカのバイデン大統領は演説でロシアによる軍事侵攻について「現時点で、プーチン大統領は決断したと確信している」と述べ強い危機感を示しました。
アメリカのバイデン大統領は18日、ホワイトハウスで、緊張が続くウクライナ情勢について演説を行いました。
この中でバイデン大統領は、「ロシアが1週間か、数日のうちにウクライナを攻撃をしようとしていると信じる理由がある。標的は首都キエフだと思う」と述べました。
そのうえで、記者から「プーチン大統領が侵攻するかどうかの決断をした兆候はあるか」と質問されたのに対し、「現時点で、プーチン大統領は決断したと確信している」と述べ、軍事侵攻はいつあってもおかしくないと強い危機感を示しました。
その一方で、「ロシアはまだ外交の道を選ぶことができる」と述べ、外交を通じた問題解決の余地は残されているとして、ロシア側に外交的解決を強く呼びかけるとともに、仮にロシアが侵攻に踏み切れば、欧米などが連携して厳しい制裁で応じると改めて警告しました。
バイデン大統領は、前日にはロシアによる侵攻が「数日中に起こると思う」という見方を示していて、複数の専門家はアメリカ政府が機密情報やその分析結果を積極的に開示することで、ロシア側の動きを阻もうとする戦略をとっていると指摘しています。
Posted at 2022/02/19 08:38:21 | |
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