
県内3つの観光道路が再開通 残雪と春の景色を楽しむ
04月22日 12時38分
福島市と猪苗代町を結ぶ「磐梯吾妻スカイライン」など県内の3つの観光道路で22日、冬の期間の通行止めが解除され、待ちわびたドライバーたちが早速、残雪と春の景色を楽しみました。
福島市の観光名所、浄土平などを通る全長28.7キロの「磐梯吾妻スカイライン」は、除雪作業が完了し、去年より6日遅い22日、再開通しました。
福島市側のゲートでは22日午前10時、県の担当者などが通行止めの看板を撤去し、待ちわびたおよそ50台の車やバイクが次々とドライブに繰り出しました。
ルートからは、残雪や新緑に向かう山々の景色が広がり、一部区間では、高さ3メートルのほどの雪に囲まれる「雪の回廊」が楽しめるため、訪れた人たちは思い思いの場所で車を止めて、この時期ならではの風景を写真に収めていました。
県内では、猪苗代町と北塩原村を結ぶ「磐梯吾妻レークライン」と、磐梯町と北塩原村を結ぶ「磐梯山ゴールドライン」も22日から通行できるようになりました。
1番乗りで待っていた福島市の60代の女性は「朝8時半から並びました。どうしても雪の回廊が見たくて、初めて来ました」と話し、市内の70代の男性は「つばくろ谷から見下ろす大自然がナイスです。地球の息吹を感じられて最高です」と話していました。
県によりますと、22日に再開通した3つの観光道路は、夜間は路面凍結のおそれがあるため、当面、午後5時から翌朝7時までは通行止めになるということです。
Posted at 2022/04/22 12:58:47 | |
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