
西日本で大雨のおそれ 東・北日本でもあす以降 警戒を
2022年7月18日 6時06分
前線と低気圧の影響で西日本では20日にかけて大気の状態が不安定になる見込みで、土砂災害や低い土地の浸水などに警戒が必要です。
東日本や北日本でも19日以降、前線や低気圧が近づいて大雨となるおそれもあり、ハザードマップで地域の危険な場所を確認するなど備えを進めてください。
気象庁によりますと、東シナ海に伸びる前線と低気圧に向かって南から暖かく湿った空気が流れ込んでいるため、九州や新潟県などでは大気の状態が不安定になり、局地的に雨雲が発達しています。
午前6時半までの1時間には新潟県村上市で50.5ミリの非常に激しい雨が降りました。
また、午前5時までの1時間には鹿児島県が南九州市知覧町に設置した雨量計で31ミリの激しい雨を観測しました。
前線が近づく西日本ではこれから20日にかけて雨雲が発達しやすく、雷を伴って激しい雨が降り、局地的には1時間に50ミリ以上の非常に激しい雨が降るおそれがあります。
19日朝までの24時間に降る雨の量はいずれも多いところで
▽九州南部で250ミリ、
▽九州北部で200ミリ、
▽四国と中国地方で80ミリと予想されています。
その後、20日朝までの24時間には
▽九州南部で200ミリから300ミリ、
▽九州北部と四国、近畿で100ミリから200ミリ、
▽中国地方で100ミリから150ミリの雨が降る見込みです。
前線と低気圧はしだいに東へ移動し、
▽東日本では19日から20日にかけて
▽北日本では20日は大気の状態が不安定になり、再び大雨となるおそれがあります。
気象庁は土砂災害や低い土地の浸水、川の増水に警戒するとともに落雷や竜巻などの突風、それに「ひょう」にも注意を呼びかけています。
雨が強まる前の、明るいうちに自治体などからの最新の情報を確認し、ハザードマップを参考にするなどして安全な場所に避難できるよう備えを進めてください。
Posted at 2022/07/18 09:01:44 | |
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