夏の高校野球 聖光学院が光南破り甲子園へ 3年ぶり17回目
07月27日 17時28分
夏の全国高校野球福島大会の決勝が27日、郡山市で行われ、聖光学院が光南高校に6対3で勝って、3年ぶりの夏の甲子園出場を決めました。
甲子園出場をかけた福島大会の決勝で先制したのは光南高校でした。
1回、2本のヒットで1アウト三塁一塁のチャンスを作ると、4番の金澤太陽選手のセカンドゴロの間に三塁ランナーがホームに帰り、1点を奪いました。
追う聖光学院は2回に同点に追いつき、さらに1アウト三塁一塁から8番の生田目陽選手がセーフティースクイズを決め、この回、2得点で逆転に成功しました。
このあと試合は、雷雨でおよそ2時間中断したあと再開しました。
粘る光南高校は、4回に1点をあげ同点に追いつくも、聖光学院が5回にランナー2人を置いて3番の安田淳平選手がライトにホームランを放ち、3点を勝ち越しました。
先発したエースの佐山未來投手はランナーを出しながらも粘りのピッチングで完投し、聖光学院は6対3で光南高校を抑え、3年ぶり17回目の夏の甲子園出場を決めました。
聖光学院のキャプテン、赤堀颯選手は「何が何でも負けないという執念だけを持って大会に臨みました。お世話になった方々に勝利を届けることができてうれしかったです」と話していました。
そのうえで、全国大会に向けては「春のセンバツで感じた全国の壁は財産になっています。もうひと段階スケールアップできるようにあすからまた頑張ります」と抱負を述べました。
3年ぶりの夏の甲子園出場を決めた聖光学院の斎藤智也監督は「去年の夏は『再び甲子園に行けるのか』という大きな不安を体感した。今大会は絶対負けさせたくないという気持ちで戦い、優勝という結果を手にできて少し報われたと感じている」と安堵の表情を浮かべました。
そのうえで、全国大会に向けては「『出てよかった』というものではなく、ここからさらに強くなり、もっとたくましくなって1つでも多く上まで勝ち上がってほしい」と選手たちへの期待を述べました。
Posted at 2022/07/27 18:48:44 | |
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