九州北部で猛烈な雨 西・東日本 あすにかけ土砂災害などに警戒
2022年8月17日 11時56分 気象
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前線の影響で西日本を中心に雨が強まり、九州北部では猛烈な雨が降ったところもあります。
前線が停滞するため、西日本と東日本では18日にかけて土砂災害や低い土地の浸水、川の増水などに警戒が必要です。
すでに記録的な大雨となった東北でも18日、激しい雨のおそれがあり、最新の情報に注意してください。
気象庁によりますと、日本海に停滞する前線に湿った空気が流れ込んでいるため西日本を中心に雨が強まり、特に九州北部では発達した雨雲が次々に流れ込み、午前9時までの1時間には福岡県が八女市に設置した雨量計で90ミリの猛烈な雨を観測しました。
その後、午前10時半までの1時間には佐賀県伊万里市で51ミリの非常に激しい雨が降りました。
また、近畿でも雨雲が発達していて、午前11時までの1時間には京都府京田辺市で40ミリの激しい雨が降りました。
福岡県、佐賀県、大分県、石川県では土砂災害の危険性が非常に高まり、「土砂災害警戒情報」が発表されている地域があります。
西・東日本で大雨のおそれ あすは東北も
今後の見通しです。
前線は18日にかけて停滞する見込みで、東日本と西日本では雷を伴って激しい雨が降り、局地的には1時間に50ミリ以上の非常に激しい雨が降るおそれがあります。
気象庁は、西日本の日本海側では1時間に80ミリ以上の猛烈な雨が降るおそれもあるとしています。
また、すでに記録的な大雨となっている東北でも18日、前線上の低気圧が接近し再び激しい雨が降る見通しです。
18日昼までの24時間に予想される雨の量は
いずれも多いところで
▽九州北部、中国地方、四国で150ミリ
▽新潟県を含む北陸、東海、近畿で120ミリ
▽関東甲信と東北で100ミリと予想されています。
これらの雨量が比較的短時間のうちにまとまって降るおそれがあります。
その後、19日昼までの24時間雨量は
▽東北で100ミリから150ミリ
▽九州北部と近畿で50ミリから100ミリ
▽関東甲信、新潟県を含む北陸、東海、中国地方、四国でおよそ50ミリと予想されています。
Posted at 2022/08/17 12:52:36 | |
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