伊達橋仮橋、23年10月にも 設置見通し、20トン車まで通行可
2022年09月29日 08時55分
本県沖を震源とした3月の地震で被災し全面通行止めが続く国道399号の伊達橋(伊達市、延長288メートル)を巡り、交通確保のための仮橋が来年10月にも設置される見通しとなったことが28日、国土交通省福島河川国道事務所への取材で分かった。
阿武隈川に架かる伊達橋が通行止めになったことで緊急・救急車両や1日当たり約1万4000台の一般車両が迂回(うかい)を余儀なくされるなど、生活や社会・経済活動に大きな影響が出ている。仮橋は伊達橋と伊達橋歩道橋の間に架けられる計画で、全長は約290メートルとなる見込み。対岸をつなぎ、国道399号に接続される。
同事務所によると、現時点で仮橋の設置工事には1年1~2カ月を要する見込み。20トンまでの車両が通行可能で、震度4以上の地震が発生した場合は通行止めにし、点検する。
伊達橋を巡っては、国交省が直轄代行により橋脚を補強した上で橋桁を架け替える方針を示している。復旧には長期間を要するとし、仮橋の設置を決めていた。
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