
北朝鮮が弾道ミサイル1発を発射 東北上空通過し太平洋に落下か
2022年10月4日 9時30分 北朝鮮 ミサイル
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防衛省によりますと、4日午前7時22分ごろ、北朝鮮から弾道ミサイル1発が発射され、東北地方の上空を通過したあと、日本のEEZ=排他的経済水域の外側の太平洋に落下したとみられています。
北朝鮮が日本の上空を通過する形で弾道ミサイルを発射するのは、5年前の9月以来で、今回で7回目です。
防衛省が情報の収集を進めるとともに、発射の意図について分析を進めています。
防衛省によりますと、4日午前7時22分ごろ、北朝鮮内陸部から弾道ミサイル1発が東の方向に発射されました。
ミサイルは東北地方の上空を通過したあと、日本のEEZ=排他的経済水域の外側の太平洋に落下したとみられています。
政府関係者によりますと、ミサイルは発射後、およそ20分間、4000キロ以上飛行し、日本列島の東3000キロ余りの海域に落下した可能性があるということです。
防衛省などによりますと、これまでのところ、被害の情報は確認されていないとしています。
この発射に関連して、政府は、人工衛星を通じて自治体などに緊急に情報を伝えるJアラート=全国瞬時警報システムやエムネット=緊急情報ネットワークシステムで情報を発信しました。
北朝鮮による弾道ミサイルの発射について、政府がJアラートやエムネットで情報を発信したのは、5年前の2017年9月15日以来です。
北朝鮮は、アメリカ軍と韓国軍が9月下旬に日本海で共同訓練を行ったことなどに対して反発を強め、9月25日以降、1週間で弾道ミサイルを4回発射していました。
北朝鮮によるミサイル発射は、巡航ミサイルも含めてことし23回目です。
防衛省は情報の収集を進めるとともに、発射の意図について分析を進めています。
Posted at 2022/10/04 10:10:18 | |
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