喜多方ラーメンの河京、来年6月に分社化 通販・営業と店舗運営
2022年10月07日 09時00分
(写真右から)佐藤富次郎氏、佐藤健太郎氏、土屋充孝氏
喜多方ラーメンの製造販売などを手がける河京(喜多方市)は来年6月に、通信販売と営業を担当する会社と、店舗運営を担う会社に分け、2社体制で新たなスタートを切る。6日、同社への取材で分かった。分社化で経営の効率化と各部門の事業拡大を目指すとしている。
佐藤富次郎社長(67)は来年5月末で社長を退任し両社の会長に就く。通信販売と営業を担う会社の社長に佐藤健太郎社長室長(30)、店舗運営の会社の社長には土屋充孝店舗統括部長(49)が就任する。
河京によると、昨年度の通信販売部門の売り上げは過去最高の3億6千万円に上った。新型コロナウイルス禍でも業績を伸ばしており、需要に対応するため来年、人気の高い特製チャーシューの製造工場を新設する計画だ。店舗は、喜多方市と会津若松市、猪苗代町に「会津喜多方ラーメン館本館」、喜多方ラーメン専門店「喜鈴」、カフェ&スイーツ「コッコツリー」など計5店舗を運営している。
佐藤社長は「河京グループとして両社を運営していきたい。通信販売や店舗経営などこれから規模を拡大する時期を迎える。分社化することで、部門ごとに力を入れやすくなる」としている。
Posted at 2022/10/07 12:36:50 | |
トラックバック(0) | 日記