県産米、22年予想は10アール収量550キロ 前年比から5キロ減
2022年10月15日 08時15分
地域別の予想収量
東北農政局は14日、本県の2022年産米の予想収量(10アール当たり、9月25日時点)が550キロになるとの見通しを発表した。前年産と比べ5キロの減少が見込まれる。主食用米の作付面積は5万1900ヘクタールと前年産比で2800ヘクタール減少。6月末時点の速報値より490ヘクタール減り、削減目標の2100ヘクタールをさらに上回って達成した。
主食用米の予想収穫量は28万5500トンで、前年産に比べ1万8100トンの減少が見込まれる。主食用米の作付面積(9月15日現在)は、水田がない檜枝岐を除く58市町村のうち50市町村で前年産より減少し、営農再開が進む双葉郡の6町村で増加した。2町は増減がなかった。
本県の作況指数(平年=100)は「平年並み」の100。地域別でもいずれも「平年並み」で、中通り、浜通りが100、会津が99だった。東北農政局によると、6月上旬の低温の影響で穂数はやや少なかったが、1穂当たりに付いたもみの数がやや多かったため、全もみ数は平年並みを確保した。田植えの時期が遅い会津は、6月上旬の低温の影響を受けやすく、やや少ない傾向がみられた。
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