
ワールドカップ 日本がスペインに逆転勝利 決勝T進出決定
2022年12月2日 7時34分 サッカーW杯 カタール大会
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サッカーワールドカップカタール大会、グループEの日本は、1次リーグの第3戦でスペインと対戦し2対1で勝って1次リーグ2勝1敗とし、2大会連続の決勝トーナメント進出を決めました。
日本は、第2戦から先発メンバーを5人入れ替え、スペイン1部リーグでプレーするミッドフィルダーの久保建英選手やワールドカップ初出場となるディフェンダーの谷口彰悟選手などを起用しました。
日本は、序盤から細かなパスでつなぐスペインに押し込まれ、前半11分、クロスボールをアルバロ・モラタ選手に頭で合わされ先制されました。その後もボールの保持率でおよそ8割を握られる苦しい展開となり、日本は、決定的なチャンスをつくれないまま0対1とリードされて前半を終えました。
後半、積極的なプレスで相手ゴールに迫った日本は、3分に後半から入った堂安律選手がペナルティーエリアの外から左足を振り抜いて鮮やかなミドルシュートを決め同点に追いつきました。
さらに6分には同じく後半から入った三笘薫選手のゴールラインぎりぎりからの折り返しに田中碧選手が右足であわせてゴールに押し込み、VARによるビデオ判定でも覆らず日本が勝ち越しました。
その後は、ゴールキーパーの権田修一選手の好セーブなど粘り強いディフェンスでスペインの反撃を許さず2対1で勝ちました。
日本は初戦のドイツ戦に続き、世界7位の強豪のスペインを破って1次リーグ2勝1敗とし、2大会連続の決勝トーナメント進出です。
【観衆】4万4851人
【得点】スペイン:前半11分 アルバロ・モラタ
日 本 :後半3分 堂安 律 後半6分 田中碧
【シュート数】日本:6本 スペイン:14本
【ボール保持率】日本:17%スペイン:74%
【パス数】日本:238 スペイン:1059
【警告】日本:3(板倉・谷口・吉田)スペイン:0
※累積2枚目の板倉はクロアチア戦出場停止
《試合終了》日本2-1スペイン コスタリカ2-4ドイツ
《グループE 最終結果》
順位 試合|勝ち点|得失|総得点
○1 日 本 |3| 6 |+1| 4
○2 スペイン|3| 4 |+6| 9
-------------------
3 ドイツ |3| 4 |+1| 6
4 コスタリカ|3| 3 |-8| 3
次戦は日本時間今月6日午前0時キックオフ
スペインに勝った日本は勝ち点を6としグループEの1位となりました。この結果、決勝トーナメントの1回戦はグループFの2位のクロアチアと対戦します。
次戦の相手 クロアチアとは
クロアチアは前回のロシア大会で準優勝した強豪です。FIFA=国際サッカー連盟の最優秀選手にも選ばれたことがあるルカ・モドリッチ選手が攻守にわたってチームを引っ張ります。
今大会は、世界ランキング2位で優勝候補のベルギーなどと同じグループFに入り、1次リーグ初戦のモロッコ戦は0対0で引き分けました。第2戦のカナダ戦では、アンドレイ・クラマリッチ選手の2ゴールの活躍などで4対1と快勝しました。
そして第3戦のベルギー戦では終盤、相手の反撃を受けながら得点を許さず0対0の引き分けに持ち込み、1勝2引き分けのグループ2位で決勝トーナメント進出を決めました。
日本とはこれまで国際大会で3回対戦し、1勝1敗1引き分けの成績で、ワールドカップでは2006年ドイツ大会の1次リーグで対戦し0対0の引き分け、1998年のフランス大会では同じく1次リーグで日本が0対1で敗れています。
Posted at 2022/12/02 08:02:06 | |
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