
大相撲 番付編成会議 幕下優勝の落合 所要1場所で十両昇進へ
2023年1月25日 10時44分 大相撲
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ことし3月に行われる大相撲春場所に向けた番付編成会議が開かれ、初場所で7戦全勝の成績を収めて優勝した幕下15枚目格付け出しの落合が、昭和以降で初めて所要1場所で新たに十両に昇進することが決まりました。
日本相撲協会は25日、春場所の番付編成会議を開き、宮城野部屋の落合と片男波部屋の玉正鳳を新たに十両に昇進させることを決めました。
このうち、落合は鳥取県倉吉市出身の19歳。
相撲の強豪、鳥取城北高校では2年連続で「高校横綱」となりました。
高校卒業後は、アマチュアの大会で優勝した実績から幕下15枚目格付け出しとして、今場所初土俵を踏み、突き押しでも四つに組み合っても力強い相撲で白星を重ね、7戦全勝で幕下優勝を果たしました。
幕下15枚目以内で7戦全勝した力士は、ほかの力士の成績など、その場所の状況にもよりますが、翌場所は十両に昇進する慣例があり、所要1場所での十両昇進は昭和以降で初めてとなります。
また、玉正鳳はモンゴル出身の29歳。
18歳で来日し、平成23年の秋場所で初土俵を踏みました。
所属する部屋の閉鎖に伴って移籍を繰り返し、3年前に義理の兄、玉鷲が所属する片男波部屋に移籍して稽古を積んできました。
去年の九州場所で幕下優勝を果たしたあと、初場所は東の幕下筆頭で迎え、4勝3敗の成績を残していました。
大相撲春場所は3月12日に大阪府立体育会館で初日を迎えます。
Posted at 2023/01/25 17:14:47 | |
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