
「こけしびな」の展示即売会 白石「弥治郎こけし村」
01月28日 12時23分
3月の桃の節句を前に東北各地のこけし職人が手がけた「こけしびな」と呼ばれるひな人形を集めた展示即売会が白石市で開かれています。
「こけしびな」は、こけし職人がそれぞれの地域の伝統技法を使いながら顔の表情や模様を自由な発想で作る木製のひな人形です。
白石市の観光スポット「弥治郎こけし村」では毎年、桃の節句を前にしたこの時期に「こけしびな」の展示即売会を開いていて、会場には東北地方に住む25人のこけし職人が制作したおよそ500組の「こけしびな」が集められました。
ことしのえとの「うさぎ」など愛らしい表情の動物をテーマにした作品や、真っ赤ないちごをモチーフにしたものなど色彩豊かでユニークな作品が並んでいます。
作品は、1組2千円から高いものでは8万円ほどで買い求めることができるということで、訪れた人たちはじっくりと見比べながら気に入ったものを探していました。
埼玉県から訪れた30代の女性は「どの作品も木の温かみを感じるしシンプルですごくかわいいですね。一つ一つ顔の表情も違うので選ぶのがとても楽しいです」と話していました。
この展示即売会「ひなのうたげ展」は3月5日まで休館日の水曜日を除いて毎日開かれ、入場は無料です。
Posted at 2023/01/28 12:35:08 | |
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