
日本海側 午前中から38度超の危険な暑さ 熱中症に厳重警戒を
2023年8月10日 12時20分
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台風6号の影響で南から暖かい空気が流れ込んでいるため、日本海側では午前中から気温が38度を超える危険な暑さとなっています。不要不急の外出は避け、屋内でも冷房で室温を適切に調節するなど、熱中症への厳重な警戒を続けてください。
気象庁によりますと、10日も台風6号の影響で広い範囲で南から暖かい空気が流れ込み、日本海側を中心に山を越えて吹き降ろす際に乾燥して気温が上昇する「フェーン現象」が起きて気温が上がっています。
午前11時までの最高気温は
▽石川県小松市で38.7度
▽富山空港で38.1度
▽青森県弘前市で38度ちょうどと危険な暑さとなっているほか、
▽秋田県北秋田市の鷹巣で37.7度
▽山形県鶴岡市鼠ヶ関で37.6度
▽新潟県三条市で37.5度
▽大阪市で37.3度と
各地で猛烈な暑さとなっています。
気温はこのあとも上がる見込みで、日中の最高気温は
▽金沢市や新潟市、富山市、青森県弘前市などで39度
▽秋田市と鳥取県米子市、兵庫県豊岡市で38度と危険な暑さが見込まれるほか、
▽大阪市や鳥取市、福井市で37度
▽京都市や松江市で36度
▽名古屋市や松山市、長野市、福島市、さいたま市などで35度と猛暑日が予想されています。
各地で湿度も高く気象庁と環境省は、熱中症の危険性が極めて高まるとして、北海道の渡島・檜山地方と青森県、秋田県、岩手県、山形県、新潟県、富山県、石川県、福井県、滋賀県、京都府、大阪府、兵庫県、和歌山県、広島県、島根県、鳥取県、香川県、愛媛県、大分県、長崎県、熊本県、沖縄県八重山地方に「熱中症警戒アラート」を発表しています。
35度以上の猛烈な暑さは、北日本では14日にかけて、東日本と西日本では15日の火曜日ごろにかけて続く見込みで、気象庁は「高温に関する気象情報」を発表して対策を呼びかけています。
連日、気温の高い状態が続き、熱中症で体調を崩したり亡くなったりするケースが全国で相次いでいます。
熱中症に厳重に警戒し、不要不急の外出は避け、屋内でも冷房などで室温を適切に調節するとともに、のどが渇いていなくてもこまめに水分を補給するなど、対策を徹底してください。
Posted at 2023/08/10 12:39:39 | |
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