
ラグビーW杯 アルゼンチン 日本と勝ち点9で並ぶ 決勝Tへ条件は
2023年10月1日 8時35分
ラグビーワールドカップフランス大会の1次リーグ、プールDで、日本が次に対戦するアルゼンチン対チリは、アルゼンチンが8つのトライを奪って59対5で圧勝し、日本と勝ち点9で並びました。
日本は、10月8日のアルゼンチンとの直接対決で、どうなれば決勝トーナメントに進出できるのか、その条件を整理します。
目次
《1次リーグ プールD成績(9月30日現在)》
注目
日本の1次リーグ突破の条件は
アルゼンチン 力強い攻撃で8つのトライ チリを圧倒
世界ランキング9位で、ここまで1勝1敗のアルゼンチンと、世界22位で3戦3敗のチリの試合は9月30日、ナントで行われました。
アルゼンチンは、前のサモア戦から、主力のエミリアーノ・ボッフェーリ選手や、パブロ・マテーラ選手など、先発メンバー11人を交代して臨みました。
試合は序盤からアルゼンチンが優位に立ち、前半9分、この試合で代表通算100キャップとなった34歳のニコラス・サンチェス選手がトライを決めて先制しました。
さらに23分にはモールで押し込んだあと、この試合でチーム歴代最多の103キャップとなった38歳のアグスティン・クリービー選手のトライでリードを広げました。
アルゼンチンは後半に入っても力強い攻撃や素早いパス回しでチリを圧倒し、前半3つ、後半5つのあわせて8つのトライを奪って59対5で圧勝しました。
一方、ワールドカップ初出場のチリは、後半33分にチーム一丸となったモールからトライを決めましたが、大会初勝利をあげることはできませんでした。
これでプールDは、日本とアルゼンチンが勝ち点9で並び、得失点差で上回ったアルゼンチンが2位になりました。
日本は10月8日に、2大会連続の決勝トーナメント進出をかけて、アルゼンチンと対戦します。
サンチェス アルゼンチン代表のW杯最多得点記録を更新
2015年のワールドカップの得点王で、アルゼンチン代表の司令塔、ニコラス・サンチェス選手が、この試合に先発出場し、節目の100キャップを記録するとともに、20得点をあげてワールドカップ通算140得点としアルゼンチン代表のワールドカップにおける最多得点記録を更新しました。
34歳のサンチェス選手は、2010年に初キャップを獲得し、2011年から、今大会まで4大会連続でワールドカップに出場していて、特に2015年には、司令塔として、チームをベスト4に導くとともに得点王に輝きました。
30日の試合では、今大会初めて先発出場し、節目の100キャップを達成しました。
そして前半9分に先制のトライを決めるなど20得点をあげてワールドカップ通算140得点とし、アルゼンチン代表の最多得点記録を更新しました。
サンチェス選手は、試合後、「非常に特別なことだ。家族も来ている中で、100キャップ目を獲得でき、とてもうれしいです。ただ、個人より、チームのことが大事だ。私たちは、これからもチームのために戦う」とコメントしています。
Posted at 2023/10/01 09:13:42 | |
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