
地震被害の伊達市の伊達橋 仮設の橋が29日開通の見通しに
10月10日 07時48分
去年3月の大きな地震で被害を受けて通行止めとなり、う回が必要となっている伊達市の伊達橋について、片側1車線の仮設の橋が今月29日に開通する見通しになりました。
もとの橋の復旧工事には数年程度かかる見込みです。
仮設の橋が開通することになったのは、伊達市の阿武隈川にかかる伊達橋です。
伊達橋は、伊達市中心部と福島市の北部地域などを結ぶ国道399号の鉄橋で、1日平均およそ1万4000台の車が通行していましたが、去年3月16日に伊達市内で震度6弱の揺れを観測した地震で被害を受けて通行止めとなり、今も、う回が必要となっています。
福島河川国道事務所は、道路を管理する県に代わって、橋のすぐ南側に代わりとなる仮設の橋をかける設置工事をことし1月から進め、このほど完了のめどが立ったことから今月29日に開通見通しだと発表しました。
開通する仮設の橋は長さ301メートルの片側1車線で、20トンまでの車両が通行することができます。
一方、元の伊達橋は、復旧工事が進められていますが、完成まで数年程度かかる見込みです。
福島河川国道事務所は「去年の3月から1年半も通行止めとなり地域の皆様に不便をおかけしている。仮橋で通行できるように工事を進めているので、協力をお願いしたい」としています。
Posted at 2023/10/10 12:42:02 | |
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