セブン、ベニマルが福島県食材「全力応援」 17日から初のフェア
2023年10月12日 09時25分
フェア商品をPRする(左から)永松社長、内堀知事、真船社長
セブン―イレブン・ジャパンとヨークベニマル(郡山市)は17~30日、福島県内の計502店舗で「『ふくしまプライド。』全力応援フェア」を展開する。県産食材を使った商品や地域になじみのあるメニューなど約50種を用意し、地産地消の取り組みを強化する。両社によるフェアの開催は初めてで、今後さらなる連携を模索する考え。
セブン―イレブン・ジャパンの永松文彦社長とヨークベニマルの真船幸夫社長が11日、県庁で内堀雅雄知事に報告した。期間中は県内のセブン―イレブン422店舗、ヨークベニマル80店舗でおにぎりや弁当、菓子、日本酒など計約50種の商品を扱う。大半が新作で、店内にポップやポスターを掲出して集中的に陳列したり、一部商品は買い物ポイントを増やしたりする。
「県産桃使用のフルーツサンド」を頬張った内堀知事は「優しい甘さでおいしい。口の中に桃の香りが広がる」などと絶賛。計4品を試食して「『福島を応援するぞ』という皆さんの思いを味わわせていただいた」と述べた。
セブン―イレブン・ジャパンは今年で創業50周年、ヨークベニマルは創業75年の節目の年。セブンの商品開発力とヨークベニマルの地元ネットワークをそれぞれ生かし、相乗効果を狙う。今後は両社のサプライチェーン(原材料調達から販売までの一連の流れ)の合理化も視野に、連携を強化するという。
永松社長は「地産地消や地域経済の促進にさらに力を入れる。これからも地域に愛されるお店づくりを進めていく」と語った。真船社長は「福島のプライドある商品を応援し、全国に広めていきたい」と意気込んだ。
Posted at 2023/10/12 12:37:15 | |
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