
暑さできのこの生育に大きな影響 コストも上昇 群馬 桐生
11月03日 07時08分
夏から続く気温の高さが秋の味覚、きのこにも影響しています。
群馬県桐生市にある施設では生育に大きな影響が出ているほか、コストも上昇していて経営を直撃しています。
群馬県桐生市にある「桐生きのこ園」では年間およそ70トンのしいたけやまいたけなどの栽培と販売を行っていて、今月から収穫の最盛期を迎えています。
例年、収穫は9月下旬ごろから始まりますが、この夏から続く暑さの影響で生育は1か月ほど遅れているということです。
また、育ったものの中には色が白くなったり、変形したりするきのこもあり、3割ほどが商品として出荷できないということです。
生産量を維持するためにきのこの菌や資材の購入に必要な費用が増加しているほか、室温を17度に保つ必要もあり、この費用の上昇も大きな負担になっているということで、今後の値上げも検討しているということです。
「桐生きのこ園」の中島崇社長は「いろいろと工夫して生産量は維持したが、その分、コストがかかったので本当に苦しい。おいしいきのこを届けるために消費者には理解をしてほしいです」と話していました。
Posted at 2023/11/03 09:38:14 | |
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