【第6戦】山本由伸 日本シリーズ記録14奪三振 3勝3敗で第7戦へ
2023年11月5日 1時05分
プロ野球の日本シリーズの第6戦が4日、京セラドーム大阪で行われ、オリックスがエース・山本由伸投手のシリーズ記録を更新する14奪三振の力投で阪神に5対1で勝ちました。これで対戦成績は3勝3敗となり日本一の行方は5日の第7戦に持ち越されました。
また第7戦の両チームの予告先発はオリックスは宮城大弥投手、阪神は青柳晃洋投手と発表されました。
第6戦の試合経過はページの後半でイニングごとにまとめています。
目次
注目
《第7戦の予告先発》オリックス 宮城大弥 阪神 青柳晃洋
=選手・監督 談話=
《京セラドーム大阪 試合終了 入場者3万3633人》
投手
オリックス:山本由伸(9回138球失点1)
阪神:村上頌樹(5回82球失点4)-西勇輝(3回52球失点1)
1 2 3 4 5 6 7 8 9 計 H E
阪神 0 1 0 0 0 0 0 0 0 1 9 0
オリ 0 2 0 0 2 0 0 1 X 5 8 0
59年ぶりに関西のチームどうしの対戦となったことしの日本シリーズは、阪神が甲子園球場で行われた第4戦と第5戦で劇的な勝利をあげて対戦成績を3勝2敗とし、日本一に王手をかけて4日夜、京セラドーム大阪で第6戦が行われました。
オリックスは1点を追う2回、第1戦で7回を0点に抑えられた阪神先発の村上頌樹投手から1アウト二塁三塁のチャンスを作り、9番の若月健矢選手のタイムリーヒットで同点としたあと、1番中川圭太選手の犠牲フライで1点を勝ち越しました。
5回はこの試合の前までの日本シリーズでの打率が4割と好調で、クライマックスシリーズ以降初めて中軸に入った3番 紅林弘太郎選手がツーランホームランを打ち、8回には5番の頓宮裕真選手にもこのシリーズ2本目となるソロホームランが出てリードを広げました。
投げてはこのシリーズ2回目の先発となった山本由伸投手が2回に先制のソロホームランを許しながらも、いずれも最速で158キロのストレートと150キロのフォークボールをコントロールよく投げ込み、9回138球を投げ切って日本シリーズ記録を更新する14個の三振を奪い1失点に抑える力投を見せました。
オリックスはエースの力投に打線が応えて5対1で勝ち、対戦成績を3勝3敗としました。
山本投手は第1戦で6回途中7失点で負け投手になり、おととし、去年と合わせてこれまで日本シリーズで4試合に先発して勝ちがありませんでしたが、あとがない一戦で見事に日本シリーズ初勝利をあげました。この結果、両チームが日本一に王手をかける形になり日本一の行方は5日の第7戦に持ち越されることになりました。
阪神は2回に5番ノイジー選手のソロホームランで先制し、合わせて9本のヒットを打つなどその後もチャンスを作りましたが山本投手を打ち崩せませんでした。
日本シリーズの第7戦は5日も午後6時半から京セラドーム大阪で行われ、阪神が勝てば38年ぶり2回目、オリックスが勝てば2年連続の日本一が決まります。
Posted at 2023/11/05 08:05:09 | |
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