「秩父夜祭」豪華な山車の練り歩き 2日間で36万人訪れる 埼玉
2023年12月4日 9時02分
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ユネスコの無形文化遺産にも登録されている伝統の祭り「秩父夜祭(ちちぶよまつり)」が3日夜に行われ、豪華な山車の練り歩きなどを大勢の人が楽しみました。
埼玉県の秩父神社に300年以上前から伝わる「秩父夜祭」はユネスコの無形文化遺産に登録されています。
祭りでは、ぼんぼりをともした豪華な山車が勇壮なお囃子を響かせながら、「お旅所(おたびしょ)」と呼ばれる祭りの会場に向けておよそ1キロを練り歩きました。
最大の見せ場は、重さ10トンを超える山車が長さ50メートルほどの急な坂をのぼる場面です。ひき手たちは「わっしょい、わっしょい」とかけ声をかけながら山車を引き上げていました。
会場ではあわせて6500発余りの花火も打ち上げられ、祭りは最高潮を迎えました。
秩父市によりますと、ことしの祭りには2日と3日あわせて36万8000人余りが訪れたということです。
千葉県から訪れた70代の女性は「花火と屋台が一緒に見られました。勇ましかったです」と話していました。
栃木県から訪れた60代の女性は「初めて見ましたが、山車が坂を登る様子がすてきでした」と話していました。
Posted at 2023/12/04 12:37:43 | |
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