
全国高校サッカー選手権 青森山田が2大会ぶり4回目の優勝
2024年1月8日 17時36分
全国高校サッカー選手権 青森山田が2大会ぶり4回目の優勝
102回目を迎えた全国高校サッカー選手権は8日、東京・国立競技場で決勝が行われ、青森山田高校が3対1で滋賀の近江高校に勝って、2大会ぶり4回目の優勝を果たしました。
102回目の全国高校サッカー選手権は8日午後、東京・国立競技場で決勝が行われ、2大会ぶりに決勝に進んだ青森山田と、初めて決勝に進んだ近江が対戦しました。
会場には5万5000人あまりの観客が詰めかけ、試合前には能登半島地震で亡くなった人たちに黙とうがささげられました。
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試合は前半33分、青森山田のミッドフィルダー、福島健太選手がペナルティーエリア内でボールを受けてゴール左隅にシュートを決めて先制し、1点リードで前半を終えました。
後半に入ると、近江の途中出場の2年生、山本諒選手にクロスボールからのシュートを決められ同点に追いつかれましたが、後半15分、青森山田のフォワード、米谷壮史選手が味方のパスを受けてドリブルで持ちこみ、ゴールキーパーをかわして落ち着いてシュートを決め、再びリードしました。
青森山田は後半25分にもオウンゴールで追加点を奪って、3対1で勝ち、2大会ぶり4回目の優勝を果たしました。
近江は後半開始直後のゴールで流れをつかみかけましたが、その後は相手に主導権を握られチャンスを作ることができず、滋賀県勢として野洲高校以来、18大会ぶりの優勝はなりませんでした。
青森山田 正木監督「感謝しかない」
青森山田高校の正木昌宣監督は「最後まで戦ってくれた選手たちに感謝したい。すごいとしか言いようがない選手に囲まれて、本当に感謝しかありません。うれしいです」と涙ながらに話していました。
勝ち越し点決めた米谷選手「自分の人生の宝物」
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青森山田高校のキャプテン、山本虎選手は「去年秋にけがをしたチームメートの関口豪選手のユニフォームを自分のユニフォームの下に着てずっと試合をしてきた。その前で優勝することができて本当にうれしい」と、けがで出場できなかったチームメートに優勝を届けられた喜びを語りました。
勝ち越しとなる2点目のゴールを決めた青森山田高校のフォワード、米谷壮史選手は「みんながボールをつないでくれて部員全員のゴールだと思う。このチームの仲間と出会えたことが幸せで、自分の人生の宝物。この優勝は一生忘れない」と話していました。
Posted at 2024/01/08 18:02:19 | |
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