
平穏な一年に「うそかえ祭」に多くの人出 悪いことをウソに変える 縁起物の鷽鳥求め<福島市・西根神社>
2024年01月11日 18:30
1月11日、日が暮れて冷え込みが増している。ただこの時間、福島県福島市の神社の境内には多くの方が訪れている。夜の人の多さに驚く。皆さんが求めているものは何なのか、時間を朝まで巻き戻す。
福島市飯坂町の西根神社・高畑天満宮。
福島テレビ・阿部加奈子記者:「体の芯から冷える寒さの福島市の朝です。うそどりを買い求める人の長い列ができています。行列の先が見えないほどです」
皆さんのお目当ては一つ一つ手作りされた「鷽鳥」
11日から始まったのは恒例の「うそかえ祭」。縁起物の「鷽鳥」は一年の悪いことをウソに変え良いことを招くといわれている。行列の先頭は今年・年男の斎藤修さんだ。
斎藤修さん:「(きょうは何時から?)きのうのお昼まわったくらい(から)」
14年前から毎年先頭に並んでいる斎藤さん。並び始めて約20時間、ようやく手にした鷽鳥に...斎藤修さんは「凛々しいですね、美男子ですね(笑)。病気怪我無く交通事故にあうこともなく平穏な一年にしたいです」と話した。
参拝客は、それぞれの願いを鷽鳥に込めていた。「娘の合格祈願にきました。希望の大学に合格してほしいです」「お正月の震災(能登半島地震)福島も他人ごとじゃないので、震災のない良い年にしたいです」などと話していた。
うそかえ祭は11日から14日までで、例年約20万人が訪れるということだ。
Posted at 2024/01/11 17:55:55 | |
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