
いわき湯本温泉で思わぬトラブル 週末に一時温泉を供給できない事態 老朽化で温泉の配管が破損
2024年02月16日 18:45
週末を前に思わぬトラブル。福島県いわき市の湯本温泉で、旅館などに温泉を供給できなくなるトラブルが発生した。
旅館やホテルが立ち並ぶ、いわき市の湯本温泉。源泉かけ流しの温泉が魅力だが...2月16日午前4時半ごろ、いわき市常磐湯本町三函地区で温泉を供給する配管が損傷。
温泉が流れ出たという。付近の女性は「(息子が)温泉破裂してるよ。すごいよっていうので、私も少し経ってから8時半頃見に行ったら水浸しでなく、もうすごく溢れてたよ」と話す。老朽化などが原因と見られ、いわき市は配管の工事をするために温泉を送り出す全てのポンプを停止。供給が止まったことで、公衆浴場は一時休業となった。
「ギリギリまでなんとか復旧するのを待ちます。待つしかないですよね」
「Ryokanこいと」は源泉かけ流しの温泉が自慢だが、チェックインの時間が迫っても浴槽は空のまま。女将の小井戸文恵さんも、不安を募らせる。「初めてですかねこんなお湯が止まってっていうのは。きのうまで休館日だったんですけど、今日はお湯溜めなきゃならないので、間に合わなかったらどうしようって、今焦ってますけど」と女将は話す。
金曜日のきょうは予約で満室。大きな浴槽をいっぱいにするには4時間ほどかかることから、少しでも早い復旧を願う。そして、午後3時半ごろに復旧が完了、温泉が届いた。Ryokanこいと・小井戸文恵さんは「ホっとしました。温泉に入ってゆっくりしていただいて、日頃の疲れを癒やしていただいて、また明日から頑張ろうという温泉ですので、そうなっていただければいいと思います」と話した。
自慢の温泉で宿泊客をもてなせることにホッとした様子だった。
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