「日本橋ふくしま館MIDETTE」開館10周年の記念式典
04月12日 15時00分
東京・日本橋にある県のアンテナショップ「MIDETTE」が、12日、開館から10周年を迎え記念式典が開かれました。
「日本橋ふくしま館MIDETTE」は、福島県のアンテナショップとして2014年に開館し、県の名産品などの魅力を首都圏をはじめ国内外にPRしています。
12日は開店前に10周年を祝う式典が開かれ、関係者による鏡開きを行ったあと、開店を待ちわびていたおよそ30人の買い物客に県内の酒蔵のカップ酒が振る舞われました。
店内で扱う商品は2000点余りと、品ぞろえの豊富さが売りで、全国的な知名度を誇る銘菓や、会津産の馬刺し、それに500種類もの日本酒が特に人気を集めているほか、モモやサクランボなどの果物も売れ筋だということです。
また、店の一角には期間限定で県内の飲食店が出店して食事を提供するコーナーもあり、昼食の時間帯は周辺のサラリーマンでにぎわっているということです。
都内に住む50代の男性は「震災をきっかけに東北に恩義を感じ、年に1回は顔を出してます。福島の物産はおいしいものが多いし、昔から有名なお菓子もあれば新しい商品もあり、来るたびに発見があってここに来るのが楽しいです」と話していました。
MIDETTEによりますと、この10年で累計の来館者数は350万人を超え、昨年度の売上額は多彩なイベントの開催などで過去最高を更新する見込みで、佐々木貴史館長は「県産の果物や日本酒などの魅力が首都圏の消費者に徐々に伝わってきていて、しっかりPRを続けていきたい」と話していました。
Posted at 2024/04/13 00:22:09 | |
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