
【107人死亡 JR福知山線脱線事故から19年 】現場で追悼慰霊式
2024年4月25日 12時15分
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107人が死亡したJR福知山線の脱線事故から25日で19年です。現場に設けられた施設では追悼慰霊式が行われ、遺族やJR西日本の幹部などが祈りをささげました。
目次
午前10時前
「祈りの杜」で追悼慰霊式
JR西日本社長「かけがえのない尊い命奪ってしまった」
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午前10時前
「祈りの杜」で追悼慰霊式
JR西日本社長「かけがえのない尊い命奪ってしまった」
午前9時18分
JR西日本社長らが黙とう
ほぼ同じ時刻に電車が通過
3両目で大けがをした女性「19年たった今も後遺症 年々ひどく」
次男が大けがをした女性「みんなが忘れないことが一番大事」
電車内で手を合わる乗客「鉄道会社 何が大切なのかを考えて」
JR伊丹駅前で犠牲者を追悼する鐘
JR西日本労組幹部「若い社員を含め社内で伝えていく」
午前6時ごろ
JR西日本の社員らが追悼慰霊式の準備
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19年前の2005年4月25日、兵庫県尼崎市でJR福知山線の快速電車がカーブを曲がりきれずに脱線して線路脇のマンションに衝突し、乗客など107人が死亡、562人がけがをしました。
25日、現場では、脱線事故が発生した午前9時18分とほぼ同じ時刻に快速電車が速度を落としながら通過し、線路沿いの道路では地元の人などが手を合わせていました。
マンションの一部を残す形で整備された施設では、午前10時前から追悼慰霊式が行われ、遺族や事故でけがをした人たち、それに、JR西日本の幹部などが参列しました。
式では、はじめに参列した人たちが全員で黙とうをささげました。
続いて、JR西日本の長谷川一明社長が「あの日、私どもは、皆様のかけがえのない尊い命を奪ってしまいました。多くの人の人生を変えてしまった重大さに思いを致し、取り返しのつかない事故を引き起こしてしまったと改めて深く反省しています。JR西日本グループの役員、社員一人ひとりが鉄道の安全を追求していかなければならないとの決意で、たゆまぬ努力を積み重ねていくことをお誓い申し上げます」などと述べました。
事故から19年となり、JR西日本では事故のあとに入社した社員が全体の7割近くにのぼっていて、記憶や教訓をどのように伝えていくのかが課題となっています。
Posted at 2024/04/25 12:36:46 | |
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