ホンダ カナダでEV工場などを建設方針 総投資額 約1兆7000億円
2024年4月26日 7時14分
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ホンダは北米でのEV=電気自動車の需要の増加に対応するためカナダにEVと電池を生産する工場などを建設する方針を発表しました。総投資額はおよそ1兆7000億円になります。
ホンダの三部社長は25日、カナダのオンタリオ州の工場でトルドー首相とともに記者会見し、EVの生産体制の強化策を発表しました。
それによりますと現在の工場に隣接する形で新たにEVの工場と電池の工場を建設する方針です。
EVの生産台数は最大で年間24万台を想定していて、2028年に稼働を始める計画です。
さらに会社は電池の部材も旭化成などとの合弁でカナダで生産する予定です。
現地での電池の生産によってコストをこれまでと比べておよそ20%削減できると見込んでいます。
総投資額はパートナー企業の出資もあわせて150億カナダドル、およそ1兆7000億円で、カナダ政府などから補助金を受ける方向で協議も進めているということです。
ホンダは2040年に販売する新車のすべてをEVとFCV=燃料電池車にする目標を掲げています。
巨額の投資によって主力市場である北米でのEVの需要増加に対応し、競争力を高める狙いです。
Posted at 2024/04/26 10:07:01 | |
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