高校野球 49すべての代表校が出そろう
2024年7月30日 15時25分
開場から100周年を迎える甲子園球場で、8月7日に開幕する夏の全国高校野球の49すべての代表校が出そろいました。春のセンバツで優勝した群馬の高崎健康福祉大高崎高校は史上8校目の春夏連覇を目指します。
目次
初出場は5校 春夏連続出場は9校
西東京 早稲田実 100年前の大会も出場
愛媛は聖カタリナ学園 夏の甲子園初出場
ことしの夏の全国高校野球は、8月1日に開場100周年を迎える甲子園球場で行われます。
30日は愛媛大会の決勝が行われ、聖カタリナ学園が西条高校に7対6で勝って、初めての夏の甲子園出場を決めました。
初出場は5校 春夏連続出場は9校
これで49のすべての代表校が出そろいました。
このうち初出場は、聖カタリナ学園に加えて、
▽南北海道の札幌日大高校、
▽宮城の聖和学園、
▽栃木の石橋高校、
▽新潟産業大付属高校の5校となりました。
春夏連続での出場は
▽センバツで優勝し、史上8校目の春夏連覇を目指す群馬の高崎健康福祉大高崎をはじめ、
▽青森山田高校、
▽東東京の関東第一高校、
▽京都国際高校、
▽大阪桐蔭高校、
▽兵庫の報徳学園、
▽広島の広陵高校
▽大分の明豊高校、
▽鹿児島の神村学園の9校となりました。
今大会の代表校のうち、最多出場は西東京の早稲田実業の30回目です。最も期間をあけて出場するのは島根の大社高校で、32年ぶり9回目の出場です。
また秋田の金足農業は、準優勝した2018年の大会以来6年ぶりの出場です。快進撃をした当時のチームは、現在、プロ野球のオリックスに所属する吉田輝星投手がエースでした。ことしは弟の吉田大輝投手がエースを務めていて注目を集めそうです。
夏の全国高校野球は、8月4日に組み合わせ抽せんが行われ、7日に開幕します。
西東京 早稲田実 100年前の大会も出場
ことしの夏の全国高校野球には100年前に初めて甲子園球場で開かれた当時の全国中等学校野球に出場した早稲田実業も代表となりました。
夏の全国高校野球の第1回大会は当時の全国中等学校野球で、1915年に大阪の「豊中グラウンド」で行われました。第3回大会からは競馬場のなかにつくられたグラウンドで行われましたが、年々人気が高まり観客が客席からあふれ出すまでになり、より大きな球場が新たに必要となり建設されたのが甲子園球場でした。
そして100年前の1924年8月1日に「甲子園大運動場」として開場し8月13日から全国中等学校野球の第10回大会が開催されました。この大会には、優勝した広島商業や早稲田実業など合わせて19校が出場しました。
開場100周年を迎える甲子園球場で行われることしの大会には西東京の早稲田実業が9年ぶりに出場します。100年前に先輩たちがプレーし、のちに野球をする人たちの憧れの場所となった甲子園球場の舞台を踏むことになります。
Posted at 2024/07/30 18:00:11 | |
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