モスクワに向け無人機が飛来 ”ロシア軍 これまでに10機撃墜”
2024年8月21日 12時03分
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ロシアの首都、モスクワのソビャーニン市長は21日、SNSで、モスクワに向けて複数の無人機が飛来し、ロシア軍がこれまでに10機を撃墜したと明らかにしました。被害の情報はありませんが、市長は「モスクワに対するこれまでで最大規模の攻撃の試みの1つだ」としています。
モスクワのソビャーニン市長は21日、現地時間午前3時ごろ、SNSに「市内に向かって飛行していた無人機による攻撃を阻止した。落下地点には破片がある」と投稿し、モスクワの南で無人機が撃墜されたことを明らかにしました。
無人機の情報はその後相次いで追加され、現地時間の午前5時前までにロシア軍があわせて10機を撃墜したとしています。
市長は「モスクワに対するこれまでで最大規模の攻撃の試みの1つだ」としています。
これまでに人や建物の被害の情報などは入っていないということです。
ロシアによるウクライナへの侵攻が始まってから、首都モスクワに対する無人機による攻撃はたびたび行われてきました。
7月にはモスクワ州の上空で、飛来してきた無人機1機が撃墜されたほか、モスクワでは去年7月、無人機が飛来し、オフィスビルの一部が損壊するなどの被害が出ました。
また、2023年5月には、首都モスクワのクレムリンを狙ったとされる無人機の攻撃があり、ロシア側は大統領を狙ったウクライナによる攻撃だと非難しましたが、ウクライナ側は関与を否定しています。
Posted at 2024/08/21 12:44:28 | |
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