ことしで最後の「長沼まつり」呼び物のねぶた製作進む
08月26日 08時05分
来月14日に開かれる須賀川市長沼地区の「長沼まつり」は、担い手不足を理由にことしを最後に終了することが決まっています。
現在、最後の開催に向けた呼び物の「ねぶた」などの製作が盛んに行われています。
昭和60年から続く須賀川市長沼地区の「長沼まつり」は、青森県で作られたねぶたを譲り受け、地元で運行したのをきっかけに、毎年、地域の小学校や愛好会が「ねぶた」などを製作して運行しています。
しかし、地域の人口が減り、担い手が不足していることから来月14日に開催されることしを最後に終了することが決まっています。
その最後の開催に向けて、いま、呼び物の「ねぶた」などの製作が盛んに行われています。
このうち、毎年ねぶたを出している団体では、先月上旬から製作を始めていて、日中の仕事を終えた人たちが夜に集まり、戦国時代の武将をモチーフにした高さ5メートル、幅4メートルのねぶた作りを進めています。
この日は、和紙に筆でのりをつけて、針金で作った骨組みに1枚1枚、丁寧に貼りつけていました。
「私たちのねぶた愛好会」の矢部昇伸代表(60)は「ことし最後ということになり、いちばんいいねぶたを作ろうとみんなで毎晩作っています。ぜひとも祭りを見に来てほしい」と話していました。
Posted at 2024/08/26 19:17:10 | |
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