ローカル鉄道の活性化などを話し合うサミット開催 金山町
09月14日 18時40分
おととし、豪雨被害から11年ぶりに全線で運転を再開したJR只見線の沿線の福島県金山町で、全国のローカル鉄道の活性化などについて話し合う催しが開かれました。
「全国ローカル鉄道サポーターズサミット」は、全国のローカル鉄道の関係者やファンなどが活性化策について話し合ったり、交流したりする催しで、14日は、JR只見線の沿線の金山町に、全国19路線の関係者などおよそ130人が集まりました。
長野県飯山市の江沢岸生市長が行った基調講演では、自転車をそのまま車両に持ち込むことができる列車の運行で、自転車愛好家を呼び込むJR飯山線の取り組みが紹介されました。
また、宮崎県のJR吉都線沿線の住民団体は、利用促進には住民の参加が欠かせず、観光列車の歓迎イベントに将来を担う子どもにも加わってもらっているという事例を発表しました。
只見線では、運転を再開した区間の乗客数が、県などで作る協議会の目標を前倒しで達成しましたが、注目や人気をいかに持続的できるかが課題となっています。
実行委員会のメンバーを務める地元の石川栄子さんは「鉄道は地元にも観光にとっても重要で、地域活性化につながる。只見線の振興に向けて一丸となって取り組みたい」と話していました。
参加者たちは、15日、只見線や沿線のツアーを楽しむということです。
Posted at 2024/09/14 20:43:42 | |
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鉄分補給 | 日記