
東北新幹線 東京~新青森 13時ごろ 運転再開見込み
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2024年9月19日 12時18分
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東北新幹線は宮城県の古川駅と仙台駅の間で、車両の連結部分が走行中に外れました。JR東日本によりますと、けが人などはいないということです。走行中に新幹線の連結部分が外れるのは異例で、この影響で東京駅と新青森駅の間の全線で引き続き、運転を見合わせています。
JR東日本は、運転を見合わせている東北新幹線について、午後1時ごろに東京駅と新青森駅の間の全線で運転を再開する見込みだと発表しました。
JR東日本によりますと、管内の新幹線で走行中に連結部分が外れるのは今回が初めてだということです。
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目次
「はやぶさ・こまち」とは
注目
専門家「電気系統のトラブルの可能性」
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「はやぶさ・こまち」とは
注目
専門家「電気系統のトラブルの可能性」
==速報中==
12:00すぎ
“13時ごろ 東京~新青森 全線で運転再開見込み”JR発表
11:30ごろ
連結部分外れた新幹線に乗車中の男性は
11:39
JR東京駅 チケットキャンセルで窓口に列
11:25
林官房長官「原因究明と再発防止策の検討を指示」
11:30すぎ
「はやぶさ」点検完了で速度落とし仙台へ
注目
【動画】連結部分の映像
10:49
JR東日本 “脱線していないこと確認”
10:17
JR仙台駅 新幹線改札口は混雑
9:52
注目
【動画】上空からの映像 車両が大きく損傷している様子なし
9:37
注目
【車内から撮影の写真】連結部分が外れた状態に
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JR東日本によりますと、19日午前8時すぎ、宮城県の古川駅と仙台駅の間で、連結して走行していた東北新幹線上りの「はやぶさ」と「こまち」の連結部分が走行中に外れ、線路上で停車したということです。
現場は古川駅から東京方面におよそ6キロ進んだ地点で、「はやぶさ」にはおよそ200人「こまち」にはおよそ120人が乗車していて、けが人や急病人はいないということです。
また、現場を確認したところ、「はやぶさ」と「こまち」はともに脱線していないということです。
「はやぶさ」はすでに点検が終わり、仙台駅まで移動するとしていて午前11時半すぎ、NHKがヘリコプターから撮影した映像では「はやぶさ」が動き出したのが確認されました。
一方、「こまち」については現在も点検が続いているということです。
「はやぶさ」は10両編成、「こまち」は7両編成で、「こまち」は秋田駅を午前6時すぎに出発し、午前7時半過ぎに盛岡駅で「はやぶさ」と連結して、東京駅に向かっていました。
JR東日本によりますと、走行中に新幹線の連結部分が外れるのは異例だということです。
東北新幹線の運転見合わせ区間について、午前11時ごろ東京駅と仙台駅の間で再開したとお伝えしましたが、JR東日本によりますと、駅と駅の間に止まっていた一部の列車を移動させたもので東京駅と新青森駅の間の全線で引き続き運転を見合わせているということです。再開の見通しは立っていないということです。
現場は
仙台駅から北におよそ30キロの距離にある、宮城県大崎市三本木の線路上です。大崎市の古川駅を発車して仙台方向におよそ6キロ進んだ、鳴瀬川にかかる高架橋の手前です。
「はやぶさ・こまち」とは
▽東京と新函館北斗駅の間と
▽東京と秋田の間を結ぶ路線で、
最高速度は国内最高の時速320キロに達します。
上りの場合は、盛岡駅で連結作業が行われ、青森方面からの「はやぶさ」が待機しているところに秋田方面からの「こまち」が後ろから来て連結されます。東北新幹線の盛岡から東京の区間は連結された状態で走行します。
注目
専門家「電気系統のトラブルの可能性」
鉄道の安全対策に詳しい工学院大学の高木亮教授は、連結部分が外れた原因について「映像などを見ると編成どうしの連結部分に異常が生じて外れたのではないか。原因としては人為的なものというよりは電気系統のトラブルが想定され、走行中に誤って連結を外すという信号が送られた可能性が高いと思う」と指摘しました。
その上で「新幹線で走行中に連結部分が外れたというケースはこれまで聞いたことはない。最悪の場合、連結が外れた2つの車両どうしが衝突する事故が起きるおそれもあったので、けが人がいなくてよかった。まずは事故車両を調べることになるが、接続部分が外れた原因が明らかになるまでは新幹線どうしを連結させる同じような編成について運行を控えざるを得ないのではないか」と話していました。
Posted at 2024/09/19 12:30:46 | |
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