三春ダム周辺営利活動可能に 来年度キャンプ場などオープンへ
10月26日 16時28分
三春ダムの周辺の一部のおよそ3ヘクタールが、民間事業者が営業できる「都市・地域再生等利用区域」に県内で初めて指定され、三春町は、来年度、敷地内にキャンプ場などをオープンさせることにしています。
ダムや河川の敷地などで民間事業者が特例的に営業活動を行うことができる「都市・地域再生等利用区域」に指定されたのは、三春町にある三春ダムの周辺のおよそ3ヘクタールです。
町がダム湖の「さくら湖」を新たな観光拠点にしていこうと国に要望していて、今月21日に区域の指定を受けました。
町によりますと、県内でのこの区域の指定は初めてだということです。
町は来月以降、キャンプ場や湖でレンタルのカヤックを体験するための施設を整備することにしています。
運営は第三セクターのまちづくり公社に委託することにしています。
また、ダムの近くの町有地では、地元出身の登山家で8年前に亡くなった田部井淳子さんの記念館やアウトドア用品店などが入る施設の整備を町が進めています。
いずれも来年度中に完成する予定で、三春町は「新型コロナの影響でダム周辺を訪れる人が激減したが、自然の豊かさをあらためて感じてもらえる施設を整備し、地域活性化につなげたい」としています。
Posted at 2024/10/26 20:45:26 | |
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