
JR東日本 首都圏と東北を結ぶ夜行特急列車 2027年春に導入へ
2025年6月10日 20時59分
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JR東日本は再来年・2027年春に首都圏と東北を結ぶ新たな夜行特急列車を導入することを発表しました。
新たな夜行特急列車は常磐線の特急列車を改造し、10両の1編成で導入される計画で、2種類の青色の塗装が全面に施されるデザインとなります。
夜間帯に首都圏から東北を結ぶ路線などで運行する予定で、例えば都内の駅を夜9時に出発し、12時間かけて青森駅に朝9時に到着するといった運行形態を想定しているということです。
車両は全室個室の設計で、1人用から4人用までのグレードの異なる部屋が備えられ、座席は背もたれが水平に倒れる「フルフラット」になるということです。
料金や運行本数、列車の名前などについては今後決めていくとしています。
JR東日本では寝台特急の「カシオペア」が今月の運行を最後に引退することになっていて、新たな夜行特急列車で夜間の旅行需要に応えたいとしています。
喜勢陽一社長は会見で「これまでの車両が提供していた思い出を引き継ぎ、全く新しい夜の旅の楽しさを提案する。東北地方を訪れる訪日客数の増加にもつなげたい」と述べました。
Posted at 2025/06/11 12:32:46 | |
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